第152章 トレード〜私がアイツでアイツが私〜
「下着可愛いのに変えていこう(*´∀`*)
あっ!そうだ!潤滑剤塗っておかないと…
はぁ…毎回最初に戻ってしまうんだから
辛いわ〜」
悟さんに北側の部屋に誘われた私は
自分なりの身支度を整える為に
一度自室に向かいます。
「ん?」
その時でした、
廊下の窓から
中庭に黒い物が転がっているのが見えました。
(なに…かしら?)
私は気になり廊下の窓を開けました。
"ガラガラガラッ"
「…呪霊??動物??……
あっ!あれは!!!」
頭花さんでした。
鼻血を出した頭花さんが転がっていました。
「……(-_-)……」
(ほっときましょう…)
顔も真っ赤なのでおそらく
酔っ払った末に転んでしまい
鼻をどこかに打ってしまったのでしょう。
"ガラガラガラッ…"
窓を閉め直し
部屋に向かおうと身体の向きを変えたとたん…
"ドンドンドンッ💥"
〈なんだよ!!見て見ぬふりすんじゃねぇーよ!
助けろよー!ヘルプミー!ヘルペスミーだってば!!
「…!!」
頭花さんがこれ以上叫んだら
悟さんの気持ちが冷めてしまうかもしれないし
こども達が起きてしまいます。
仕方なく戻ることにしました。
(まったく💦)