第150章 守の発表会
"バタンッ"
鬼ヶ島に桃太郎たちが上陸するまで
草は動き続けなくちゃいけないのに
相棒の花ちゃんが疲れて倒れちゃった。
花
「まもるくん!花ちゃん疲れた〜!」
花ちゃんは飽き性で
いつも途中でこうなっちゃう。
守
「はぁ…しかたないな…
それならこれ着なよ。」
"ポトッ"
俺は休み時間に富子先生と作った
花ちゃんが疲れた時用の緊急装具を
衣装の背中部分から取り出し落とした。
花
「こえ…(´;Д;`)」
守
「疲れたんでしょ?
なら俺の足元で芋虫になっててよ。
手と足が動くならできるでしょ?」
花
「えー!花ちゃん!芋虫やだぁー!
お家帰るっー(´;Д;`)」
花ちゃんはせっかくの装具を
お家の人の席に投げようとします。
守
「(¬_¬)」
(駄々っ子かよ。
家で甘やかされてんだな(-_-))
泣けば済むという花ちゃんの考えに
俺は日頃から呆れていた...
つか疲れている。
俺はステージ脇にいる富子先生を見る
富子先生
「( ;´Д`)💦」
富子先生は老体を震わし焦ってる。
(富子マジ可哀想…
仕方ない最終奥義を出す時かめんどー。)