第146章 瞬間湯沸器女型2
「Σ(๑°ㅁ°๑)え?」
(楽しそう…?)
玉木さんに言われて気付いたのですが、
玉木さんの為に動くことは
意外と嫌ではないんです。
面倒くさいなんてちっとも思っていないんです。
「それはきっと……
いつも玉木さんには助けてもらってばかりなので
こんな私でも玉木さんを助けられるかもと思ったら
嬉しくて…あははっ、なんか不謹慎ですね(^^;」
私は立ち止まり
玉木さんに気持ちを素直に伝えました。
玉木
「さん……
ありがとうございます(´;Д;`)ブハッ
玉木は…玉木は嬉しいです!!」
「(๑°ㅁ°๑)!」
"ニギッ"
玉木さんは私の両手を掴み
大粒の涙を流し喜んでいるようです。
玉木
「…必ず瞬間湯沸器女型見つけ、
1日も早く私にかかった術を解きましょう!」
「はい!」
玉木さんとはいろいろとあったけど、
今では家族のような存在です。
そんな家族に瞬間湯沸器女型は
いったいどんな術をかけたというのでしょうか…
私は晴天の空を見上げて全ての解決を願ったのでした。