第145章 瞬間湯沸器女型
深見
「それは、
玉木さんからSOSの通達が僕のスマホに送られて
来たからなんですよ。
おそらくですが"女型"に襲われる直前に
素早く送ったってとこです。」
「玉木さん…」
玉木さんの私達を守る意思の強さには
頭があがりません。
深見
「でもおかしいんです。」
「え?」
首を傾げる深見さん。
深見
「玉木さんはおそらく頭花さんにも
送ったのだと思いますが、
来たのは俺だけだったのが引っかかりまして…」
「(´⊙ω⊙`)」
(そっか!!
深見さんにだけ連絡が行くはず無いもんね。
頭花さんどうしちゃったのかな?)
少し考えたけど、
きっと晩酌をしたまま寝てしまって
連絡がとれなくなってしまったんだと
納得しあまり深く考えませんでした。