第141章 赤さん
"ガタガタガタッ"
←おそらく悟さんがパイプ椅子を私の背後に
移動してきた音
五条悟
「ちゃん、
分かってると思うけど
ちぃちゃんも、みぃちゃんも
未知の領域の子育てだと思った方が良いよ。
人間の守とはまったく違うよ。大丈夫かい?」
背後からやけに真面目な悟さんの
声が響いてくる。
「正直…不安ですが、
2人とも私達の子ですから
きっと大丈夫ですよ(*´ω`*)」
"サラッ…"
五条悟
「だから不安なんだけどね。」
悟さんは私の長い髪の毛を触っている。
「え?」
そして今度は私の頭を撫で始めました。
五条悟
「特にちづる…
ハリボテの六眼なら良いけど
どうやって教育するか今考えてる…
でも思いつかないんだよね—☝️
幸い守と違って宿儺の血は流れてないみたいだから
どちらかを強化とか、
そこは慎重にならなくても良さそうなんだけど。」
「悟さんはどんな風に教育されたんですか?」
五条悟
「それが…サッパリ!!
僕は我が道を行くタイプだったからね!
誰かに何かを乞うなんてまっぴらだったし。」
頭から次は頬に手を移動させ撫でてくれています。
「それなら、ちづるもきっと
自己流で伸びていくんじゃないですか?
フフッ…きっとそう(*´∀`*)」
みちる
「…ゲプッ…」
「あっ、みちるお腹いっぱいになったみたい。
背中トントンしようね。」
私は身支度を整え
さっきからちょっかいを出す
悟さんの方に向き直り、
みちるの背中をトントンします。