第141章 赤さん
闇医者も不安だったのでしょう。
私も実際とても不安でしたから…
闇医者
「おい!旦那!!
抹茶ラテ今から買ってくっから、
赤さんの名前決めとけよ!!」
闇医者は、
一度診察室に声をかけると
上機嫌で買い物へ行ってしまいました。
「行ってらっしゃい、気をつけて。」
そして私は悟さんと赤さんちづるの元へ行きました。
"トコトコッ🚶♀️"
悟さんはベビーベッドに手を伸ばし、
寝かされている赤ちゃんの頭を撫でていました。
「赤ちゃん、とっても可愛いですよね。」
そんな悟さんの胸からちづるを奪いながら、
話しかけます。
「ちづる、ちょっと重くなったね(*´∀`*)」
ちづる
「あぶぅ(。・ω・。)」
←ご機嫌さん
五条悟
「…人の子って、
正直どうなんだって思ったよ。
僕はちゃんみたいに
優しくないからね。
だけど…見てごらん…」
「ん?」
ベッドの中の赤さんは、
悟さんの右手の薬指を握っていました。
「かわいい(๑>◡<๑)!!」
五条悟
「ほんと可愛いよね。
いよいよ僕も歳とったなって思うよ…
ただ指を握られただけなのに、
もう"うちの子"認定しちゃうなんてね♡
さて…よいしょっと。」
(うちの子認定(*´ω`*)フフッ…
すっかり赤ちゃんのお父さん。)
悟さんは赤ちゃんを抱き上げました。
抱き方も、もうベテランです。