第139章 悟、看病をする
「赤ちゃんの名前、
まだ決まって無いんです。
悟さんがお父さんになるなら
プレゼントして欲しいんです。」
私は名前のセンスに自信が無いので決めてもらう
ことにします。
悟
「僕で良いのかい?」
悟さんは、
言葉とは正反対にキラキラした瞳で
私に聞いてきました。
「はい」
悟
「それじゃ、
クリニックに赤ちゃんを迎えに行くまで
考えておくよ。」
「ありがとうございます悟さん…グスッ…」
思わず私は泣いてしまいました。
あの夜、
親に捨てられた赤ちゃんを2度捨てる事に
ならなかった事の安堵感…
そしてこうやって悟さんが赤ちゃんを
迎えてくれると言う懐の深さに感動したからです。
五条悟
「まだ、感動の涙を流すのは早いんじゃない?
これから大変になるよ—☝️
自己主張強めの守。
なんか早すぎる思春期迎えたちぃちゃん。
ちぃちゃんより未知な呪霊の血が流れる赤ちゃん…
だいじょ—ぶ?ちゃん。」
悟さんは意外にも現実主義者。
「が、頑張ります……」