第139章 悟、看病をする
やっと熱が下がり始めたのか、
気持ち良さそうに寝ている。
あれからずっと見ているけど飽きないのが不思議だ。
(何もしない時間が
退屈だと思わないのは、
と一緒にいるからなのか…
随分変わったね僕。)
"ザッーーーーッ"
五条悟
「雨か…」
大粒の雨が窓に当たり
雨音が少しだけ室内に響く。
これが何というか…とにかく心地が良い。
五条悟
「…ねむっ( ฅ́0`*)…」
"モゾモゾモゾッ"
久しぶりに感じた心地よい眠気に誘われ、
僕はちゃっかりちゃんの布団に潜り込み
まだ少しだけ熱い身体を抱き眠りについた。