第139章 悟、看病をする
五条悟
「まだ熱いね。」
ダウンライトのみにした暗い部屋のベッドの上に、
横になり眠っている。
そして僕はそのベッドサイドに座り
ずっとずっと逢いたかったを見つめている。
状況は悪いにしても
久しぶりに2人きりになれて僕は嬉しい。
「…ごめんなさい…悟さん……」
は頬を赤らめながら
少し潤った瞳で僕を見ている。
五条悟
「気にしなくて良いよ。
今は、何にも考えずにゆっくり休みな。
僕はここに座ってるから。」
「はぃ……」
"ギュッ"
久しぶりに布団から出たの手を握った。
変わらず柔らかくて女性的で大好きな手のままだ。
(熱いな…)