• テキストサイズ

五 条 の タ ネ .

第135章 何を考えているのか分からない






これは悟さんから毎月生活費として渡されたお金の

残りを守の為に貯めたものです。







(守……)









"ポタッ……ポタッ………"









守の気持ちを考えたら


私の瞳から次々と涙の粒が溢れ落ちます。









冥冥
「私に金を積めば何でもするということを

どこで知ったのかわからないが、

使用人を通して私に連絡をしてきたよ。

そして…

"おかあーをつれてきてください!"っと言ってきた。

まあ金が貰えるなら私はなんだってするからねぇ

坊やからの依頼を受けたのさ。

ただ、わたしとしたことが…

うっかり暗証番号を聞くのを忘れてしまってね

さんを連れ去る前に

暗証番号を聞いておきたいのだよ。

さあ教えておくれ。」








(暗証番号を!??

そっか…分からないと下ろせないもの……

じゃなくて!!💦)









「冥冥さんごめんなさい!」







冥冥
「ん?」








ごめんなさいと謝った私を


冥冥さんは不思議そうに見ます。









「…離婚しているので、

暗証番号は勝手に教えられません…

それに…」








冥冥
「…それに?なんだい?」








/ 5660ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp