第1章 狐嫁
「( ;´Д`)」
使用人棟から給仕場は、
思っていたより遠く
早歩きで歩いているけれど
まったく到着する気配すらないです。
(どうしましょう💦
遅くなってしまったら叱られてしまうわ。)
内心バクバクしながら歩いておりますと
正面から"あの男性"が歩いて来られました。
服装は私服から全身黒い服装に変わり
黒い布で目を隠していて初めて出逢った時と
雰囲気がだいぶ変わっています。
?
「やあ、また会ったね〜」
内気な私とは違い、
男性から声をかけてくださいました。
(目を隠されているのに、
何故わたしだと...分かったのかしら(゚o゚;;) )
「お疲れ様です(。・ω・。)💦」
?
「そーいやまだキミの名前、
聞いてなかったよねー!なんて言うの〜?」
(あっ、そうでした!
まだお互いの自己紹介がまだでしたね!)
男性からフランクに名前を聞いてくれたので、
とても自己紹介がしやすい雰囲気です。
「と申します。」
?
「ちゃんか!かわいーぃねぇ〜
でさ、歳は幾つ?」
「はい18です(。・ω・。)」
?
「18?
18ねぇ......まっ!ギリギリ大丈夫っしょ!!」
(え?ギリギリ....大丈夫??)
男性は両手をパチンッと合わせ、
なんだかとても嬉しそうにしている。
「(。・ω・。)ン?」
?
「よし!今度は僕の番だね!!
僕はこの呪術高専で1年生の先生をしてるんだ。
名前は五条悟。
皆んなからは五条とか悟とか呼ばれてるけどさ、
ちゃんには悟さんって呼ばれたら嬉しいかも〜✨
あははっ、なんてね〜」
「( #・∇・人)」
(先生をされているのね!)
五条
「それじゃ!生徒を待たせているんでね行くとするよ〜」
「はい。行ってらっしゃいませ。」
五条さんは手を振られながら去って行きました。