第130章 地下の秘密部屋
私は洞窟から出ると、
誰もいない診療室で電話に出ました。
📱
「もしもし。」
乙骨憂太📱
「あっ、こんばんは。
あの…すみませんやぶ遅くに…
さんと話をしたくて
じっ、実は今…さんの家の
最寄りの駅に居るんですけど、逢えませんか?」
(私と話を…?)
時計に目を向けると、
21時を過ぎていました。
(…どうしようかな。)
乙骨憂太📱
「もし駅まで来るのが、
その…難しければ
僕が迎えに……」
(ここはバレたくないかも…)
📱
「わかりました。
少し用事があるので、
その後でも良いですか?」
乙骨憂太📱
「はい、大丈夫です。」