第125章 2度目のビンタ
よく考えてみれば、
血の繋がりがないちづるを大好きなわけがありません。
「その男性に昨晩プロポーズをされました。
まだ夫との離婚は成立していないのですが...
動機としては...ちづるが邪魔としか…」
闇医者
「え?旦那と離婚してないのにプロポーズ!?
バカに寄ってくる男ってのもバカかよー。」
「…そうですか…私は嬉しかったですよ。
もう1回幸せな結婚生活を送れるかもって
ひと時でも幸せな気持ちになれました。
臨月の妊婦を意味が分からない理由で
夜の海岸に置き捨てていく"元旦那"の事なんて
気にする必要なんてないです(๑•ૅㅁ•๑)!
あの人こそバカです!!!」
闇医者
「おっ...おぅ...なんかごめん...」
闇医者は眼鏡の位置を変えながら
申し訳なさそうにしています。