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五 条 の タ ネ .

第124章 いらっしゃいませ





【禪院真希 メッセージ】

さっき五条から連絡があったぜ。

アイツ五条家のみ閲覧制限されてる

さんの腹貸しの募集に気付いたみたいでさ

マジギレしてる...

しかも何処で聞きつけたのか知らんが

進さんを名指ししてきた。
 
カレー作りに行ってる場合か?今すぐ戻って来い!

殺されるぞ!!」







真希ちゃんには、

結構前からさんへの"恋愛相談"をしていて

今回の事も勿論話してきました。

既婚者には手を出すな!とキツく注意されていたし、

禪院家が持つ子供に対しての考え方を変えるまで

作るなと言われてきましたが、

さんが自ら腹を貸すと募集を出した事と

五条さんとの結婚生活が破綻している事...そして...

僕自身、一般家庭への憧れが強くなり

子供を大切に育ててみたいと強く願うことが多くなったことで

さんにお願いをしたのです。

子供だけならさんに頼まなくても、

一般の女性ならどなたでも構わないのですが...

好いた女性と自分の血が流れた子供を

この手に抱いてみたいのです。

シングルファザーの覚悟もしているし、

禪院家を継ぐつもりも関わる気もないです。

ただ苗字だけ...背負って生きていくつもりで...


























禪院進
「それでも真希ちゃん、僕は...

目の前にある眩しい光を追わずにはいられないんだよ。」













僕を心配しているのでしょう。

心配してくれる親族が居るというだけで

幸せな事、ですね。









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