第118章 守、本気出す
五条悟
「ちゃん。
今でも僕はキミの事を愛してるよ。
キミは僕の事を嫌っていたようだけれどね...
それでも...」
側の電柱に壁ドンスタイルで、
私に話しかける男性。
「こ、困ります💦
夫の前でこんな💦」
私は焦りながら、
亜緒さんの方を見ます。
玉木
「悟様、お、おやめください( ;´Д`)
つ……妻が嫌がって…」
五条悟
「だからね?僕がキミの旦那さんだよ?
そーだ、お財布の中にキミの保険証が入ってるはず。
名前…玉木じゃなく五条のはずだけど?」
「え?」
身長が高い男性に真上から見下ろされながら
私はお財布を取り出し、
保険証の確認をする。
(名前って…玉木よ私は…)