第117章 特級の男、腹貸しの嫁 II
【玉木視点】
病院に到着する前に、
さんの簪ですっかり
元の姿に戻られた悟様に
様の急変の連絡を入れました。
五条悟📱
「僕は戻らず、
の形代となる呪物を探し続けるから
悪いけどの全てを任せるよ。」
見つけ出せなかった私の代わりに
乙骨様と一緒にそこらじゅうを探しているようで、
沖縄には戻らないそうだ。
とても悟らしいと思います。
玉木📱
「承知いたしました。」
五条悟📱
「...それからもし...
母体と胎児のどちらかを選ぶよう言われたら
胎児を選んで。」
悟様はハッキリとそう言われました。
玉木📱
「…宜しいのですか?」
五条悟
「愚問すぎて呆れる。
僕の嫁だよ?僕が一番理解してる。
時間の無駄、切るから。」
"ブツッ"
悟様も動揺しているに決まっています。
難しい選択をすぐさま決められるのは
やはり悟様だから出来ること...
(いけない、しっかりしなければ!)
私はスマホを強く握ると胸元にしまいました。