第110章 CLIONE.
【五条悟視点】
久しぶりにこの場所にきた。
任務とは言え、そのひと時は僕にとって忘れられない
思い出の1つだ。
「あっ!動いた(・Д・)」
僕の横には、
あの時と同じ"守らないといけない"女の子がいる。
五条悟
「ん?何が動いたって?」
海中トンネルの真ん中で、
足を止め何かに驚いている。
「チビちゃんが、今お腹の中でぐるって動きました!
この子を妊娠してから
胎動感じるの初めてなんです(*゚▽゚*)
守も確かこのくらいの時に胎動感じたかも✨
兄妹って似るんですねー!」
五条悟
「えっ!?ほんと!??」
守の妊娠中に側に居なかったから
何もかも初めてで、新鮮。
五条悟
「始めての胎動が此処でか...
何かの縁を感じざるを得ないね。」
「?」
"サワサワッ"
←僕がの腹を触る音
(守の中には宿儺と菅原道真...
赤さんの中に巣食うものが、
傑かリコだったらウケるな(-_-;)))
思わず、
"猿どもが"とか"〜じゃ!"という
口癖の赤さんを想像して苦笑いを浮かべる僕。
五条悟
「……💧」
「…悟さん?」