第108章 KANZASHI.
守的に凄く楽しかったのか、
ガムテープを貼り直すこと30回強...
私と玉木さんは付き合い...
ようやくダンボールの中身をテーブルに
出していきます。
"ガサガサッ..."
中身は私が出します。
1番上に入っていたのは...
守
「あっ!シュリンプレンジャーだ!!」
守が欲しがっていた、
"シュリンプレンジャー"の
全てのキャラが入ったフィギュアボックスでした。
「良かったね!守!
悟さん覚えていてくれたんだね!」
"ガラガラガラッ..."
←窓を開ける音
守
「おとーさん ありがとー!」
守はお部屋の窓を開けて、
お空に向かって叫びました。
「( ;´Д`)」
(なんだか悟さんが天使になってしまったみたい...)
玉木
「悟様は様の事も、
守様の事もよく見ていらっしゃいますね!」
「幸せなことですね!
…あっ、まだ何か入ってますね。」
"ガサガサッ"
(ん?)
ご当地のお菓子でしょうか?
[玉木へ]と紙が貼ってある
箱菓子でした。
「これは玉木さん用みたいですよ。」
私はそれを玉木さんにお渡ししました。
玉木
「私...へのですか(´;Д;`)さっ、悟様!!」