第106章 life's deadline.
【PM22:00】
玉木
「さん、
ここにお水を置いておきますね。
足りなければ遠慮なくお申し付け下さい。」
悟さんは仕事に行かれて、
家には守と私、玉木さんの3人です。
守
「たま、おやすみー」
「玉木さん、ありがとうございます。
…おやすみなさい。」
玉木さんは、
私達にしっかり布団がかかっているのを
確認して...
玉木
「はい、おやすみなさい。」
寝室から出て行かれました。
(元気になったら、
玉木さんに何かお礼をしなくちゃ...)
そんな事を考えながら、
暫く天井を見上げていると...
守
「あっ またー
へんな おんなのひとが まどのそとにいるー」
「ん?変な女の人(;´д`)?」
私は布団から一番近い窓を見てみます。
「………」
けれど窓の向こうはソテツの木が見えるだけで、
人なんていません。
という事はあれですね...
"呪い"か"幽霊"ですね...
守
「あっ! あたま グルってなった!
いたそー すごいねー! 」
「((((;゚Д゚)))))))ひぃーーーッ!」