第105章 I'm three years old.
【翌日7:30】
「頭花さん、ごめんなさい。
守、起こしてきてくれます?」
7時出勤の頭花さんに、
私は頼み事をしました。
頭花
「りょうかーい。
つか最近起きてくるの遅くないか?
しっかり早寝させなきゃダメだぞ。」
「あっ...うん(;´д`)」
おそらく夜、
私の知らないところで
守は起きて何かをしている...
でも...だからと言って
特に重大な弊害があるわけじゃないから
今はそっとしておきます。
(早起きできないことが弊害かも💦)
頭花さんはプンプンしながら
守を起こしに行きました。
"ピンポーン"
その時でした、
家のチャイムが鳴りました。
(玉木さんだわ。)
頭花さんが、
明日から暫く産休をとるので
玉木さんと護衛のお仕事を交代します。
「どうぞー」
私は玄関の外にいる玉木さんに呼びかけました。
「ん?」
けれど、
なかなか玄関のドアは開きません。
(...?)
もしかして鍵を忘れて、
入って来れないのかも知れません。
「…今行きますね!」
直接玄関に赴いてドアを開ける事にしました。