第105章 I'm three years old.
【AM1:00】
木々も虫も寝静まった頃...
〈なかなかやるではないか。
見込みがあるぞ守。
もう一度やってみせろ。
(んぅ...なあに...この声.......)
「…ッ…」
起き上がり、
声がするテラスに行ってみると...
「(・Д・)」
守と...
透明に近い透き通る姿をした
羽織りを羽織った大柄な男性が
何か特訓のような事をしていました。
(幽霊...?)
守
「もっかい がんがるー!!」
守がおぼつかない手つきで
指で何かの形を作る動作をした時です
「Σ(・□・;)」
テラスのテーブルの上に置いてあった
死んだばかりであろう魚が
ピチピチと動きはじめたのです。
(いったい何をしているの?💦)
?
「ん?母か...残念だな守...
今夜はここまでのようだ。」
"スッ"
「(´⊙ω⊙`)」
あっという間に、
薄い影が消えてテラスには
守だけになりました。
(あまり聞かない方が良いかしら...)
迷っていると。
"タッタッタッタッ..."
守
「おかあー!!ねんねちて!!」
私の元にやってきて、
早く寝なさいと叱られてしまいました。
「ねんねしないといけないのは守よ?
良い子はネンネする時間...
それにそのお魚さんは...」
そう言った瞬間...
守
「ばいばいしゅるからー!
おかあーはネンネちて!!」
"ビュンッ!"
守が魚を指差し、
海の方へクイッと移動させると
生き返った魚が海に飛んでいきました。
「Σ(・□・;)」
(リリース!??)