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五 条 の タ ネ .

第103章 宿儺の娘





長い髪の毛を緩くまとめたところに

珊瑚のかんざしがささっていました。







(こんな高価なもの...

お母様は持っていなかったわ。)









「…お父様ね…」








きっとあの男の方が、

お母様にくれたものなのでしょう。

言っている事とやっている事、

チグハグだけれど...

お母様はきっと喜んでいるに違いないです。








それから私は、

掘るよりずっと時間をかけて

お母様を埋めました。






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