第101章 SURREAL.
「さ、悟さん...
いつから有名人になったんですか( ̄▽ ̄;)」
私は横に立つ、
悟さんのズボンを軽く掴むと事情を
聞いてみました。
五条悟
「あー、言ってなかったっけ?
ここの産院"呪術師"御用達の産院なんだよね☝️」
(呪術師御用達の産院!?)
そう言えば私が予約していた産婦人科は
駄目だと反対され、
悟さんが予約した産院に来たのですが...
まさかそんな産院が存在するなんて
私は知りませんでした。
五条悟
「呪術師ってのはさ、
不測の事態が起こりやすいから
24時間対応してくれる"医師"が
求められるんだ。
そんでそんな我儘を叶えてくれる医師も
呪術師だから信頼をおけるってわけ☝️」
「へぇ-(*´ω`*)」
私とは違って、
リサーチして産院を選ぶなんて
悟さんらしいです。
五条悟
「おまけにここ診察料メチャクチャ高いから、
通院する人間も篩いにかけられるから
ある程度安全だしね☝️
でもさ、金はあっても常識が無い奴ってのは
どこにでも居るもんだね!!
例えば妊婦立たせて平気な顔してる付き添い人とか?
あっ!先輩!お久しぶりですーー!」
←前列に座っている男性に話しかける悟さん
高専の時の先輩
「( ;´Д`)ご、五条...!!」
「(´⊙ω⊙`)!」
混み始めた待合室の席に座っている
付き添いの男性方に嫌味をいう悟さん。
(悟さんてば、
声が大きいのもマナー違反だよ!?)