第101章 SURREAL.
【-10:00-】
受付
「五条さん。
保険証ありがとうございました。
では、待合室でお待ちくださいね。」
「はい(*´∀`*)」
3人で待合室に向かうと、
待合室の椅子の8割が埋まっていました。
妊婦さんもそうですが、
その半数は付き添いの方のようです。
(守の時もこんな感じだったわね。
悟さんはどうするのかな?)
五条悟
「結構混んでるんだね。」
悟さんは端の席に私を座らせると、
泣き疲れて眠ってしまった守を抱っこしたまま
私の横に立ちました。
「(´#⊙ω⊙`#)」
どうやら悟さんは。
"気遣いのできる"人だったらしい←失礼
"ヒソヒソッ"
「ん?」
悟さんに感動していると、
何やら視線が私達に向けられている
事に気づきました。