第101章 SURREAL.
いよいよ、
悟さんとは初めての産婦人科受診の日です。
五条悟
「守ー、おいでー。」
そして...
久しぶりに守との再会です。
"タッタッタッタッ"
玉木さんに抱かれてやって来た守は、
目を真っ赤にして
私の元に走ってきました。
2カ月離れていたせいか、
随分成長したように思います。
守
「おかあー\(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)/!!!」
"バサッ"
そして私に抱きつきました。
「...守...ごめんね...」
私はそんな守のまだまだ小さな身体を抱きしめます。
どれくらい寂しい想いをしていたことでしょう。
守
「うわーん!!」
"ポンッ"
そんな大泣きする守の頭に、
ポンッと手を置く悟さん。
五条悟
「泣かずにの帰りを待っていたんだ。
少し泣かせてあげよう。」
(守...泣かずに待っていたのね...)
「...ごめんなさい...」