第100章 悟が悟る時
私は悟さんの震える手を両手で
包み込みました。
「悟さんを信用して、私はこの子を産みます。
私が死んでしまっても...
貴方がいるじゃないですか(*´∀`*)」
悟さんと私の頭上に瞬く星達...
きっと私達の話に耳を傾けているでしょう。
ですから淡く切ない願いを託し...
悟さんに想いを伝えました。
五条悟
「嫌だ。」
ですが悟さんは、
私の気持ちを拒否しました。
「フフッ...悟さんてば我儘言うんですね(*´ω`*)」
五条悟
「またそうやってふざける。
ちゃんの悪い癖だよ。」
悟さんは呆れ顔で私を見下ろしています。
「悟さんだって、
私の事になると"カッとなりやすいところ"
悪い癖ですからね(*´Д`人*)」
お互い、
本当は喧嘩なんかしたくないんです。
でも...こんな風に言い合えるようになったのは
"離婚騒ぎ"があったからかもしれません。