第97章 普通の暮らし
頭花
「まあ、立ち話はなんなんだから、
早く店に行こうぜー。
ほら恋人繋ぎしてさ。」
"ギュッ"
「!!」
頭花さんは私の指に自身の指を絡ませ
手を繋ぎました。
頭花
「美人と手を繋いで歩くって気分良いなー。
まっ!チカコよりは劣るけどな。」
(チカコさんと上手くいってるのね!
良かった、、、)
どうやらチカコさんとの交際は
順調のようです。
「私と手を繋いで良いんですか?
チカコさんに叱られてしまいますよ?」
頭花さんは私からそう言われると、
足を止め私の前に仁王立ちをしました。
頭花
「だったら!心配させるようなこと
するんじゃねぇーーー!!!
お前は分かってねぇーんだよ!
自分がどれだけ五条に愛されてるか!!
守に慕われてるか!!」
人目を気にせず、
私に怒鳴りつける頭花さん。