第85章 聖夜のキャベツ事変
(なんだったの...わたしキャベツさんって...
イタズラ電話かなぁ...)
私はなんだかモヤモヤしたものを抱えたまま、
もう一度布団に戻りました。
「もぅ(˘・з・˘)」
(なによキャベツさんて...
苗字?名前?どっちなのよ...)
守
「おかぁ...ぎゅう...ちて......」
電話の音で起きてしまったのか、
守が目を閉じたまま
両手を私に伸ばし"ぎゅう"を求めてきました。
「起きちゃったのね、よしよし...
お母さんぎゅうしてあげるからネンネしようね。」
ぎゅう❤️
守の甘え方は本当に可愛くて癒されます。
悟さんがいた時は、
おとーたんって頼まれちゃって私の番が無くて
少し悲しかったですが、今は独り占めで幸せです♡
「おやすみ...」
私も目を閉じました。