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五 条 の タ ネ .

第84章 チカコ再来






「で...この散らかり様は...」







悟さんは守を連れて海へ

私はお部屋で頭花さんを事情聴取です。







頭花
「あっ、あいつが...

あいつが来るんだよォオオオーーー!」








"パスッ"







何かに怯えた頭花さんが、

私に抱きついてきました。








「あいつが...?

あいつって誰のことですか...」







もしかしたら玉木さんの

名前が出て来るんじゃないかと

私の心臓の脈が早くなります。







頭花
「チカコーだよォオオオ!!!!」







更に私の身体にしがみつく頭花さん









「へ!?チカコさん??」








意外な返答に驚く私。








頭花
「来る...来るんだよ...あいつ...チカコが.....」








「そんな〜、バケモノみたいな言い方...」









"ガタッ"

←ゴミが崩れる音








頭花
「ヒィィイイイイーーーーッ!!!

五条呼んでこいよー!五条ーー!!

お前じゃ無理だ!今直ぐ呼んでこい!!

選手交代!!早く交代しろ!!!

早くしろってんだーーーッ!!!」








人の胸に顔を埋めて叫びまくる頭花さん。









「五条って私も五条ですけど(๑•ૅㅁ•๑)」








頭花
「お前じゃねーよ!!早く!早く!!

マジ早くーーッ!!」











「まったくー( ˘ω˘ )

わかりました...

悟さん呼んでくるので、

私から離れてくれませんか(๑•ૅㅁ•๑)?」







頭花
「駄目だ!!怖くて顔あげらんねー!💦

電話で呼べよ電話でぇーー!!」








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