第80章 拷問
痛みと悲しみと...
そして後悔...懺悔...
気付くのには遅すぎました。
五条悟
「あー、疲れた」
"トコトコトコッ🚶...ドンッ.....ぱふっ💨"
玉木
「はぁーはぁはぁ....はぁはぁはぁ...」
悟様は指が転がった床を遠慮なく歩き
私の頭側に椅子を持ってくるなり腰をかけ
俺を黙って見つめはじめました。
玉木
「……私は……
悟様が呪霊になったことを…
はぁはぁ…知っています……」
そのような事を聞いたのは
悟様が宿儺との戦闘中に
身体が真っ二つになってしまったと言う
報告を受けた翌々日でした。
玉木
「....古くから呪霊と人の子は、
忌み嫌われる...はぁはぁはぁ...存在です...
忌み子を持った呪術師家系は...
他の家系から軽蔑をされ...はぁはぁ...
降格...消滅...そのような悲惨な道を歩まれていると
聞きました...ゔっ...
ですから...ですから...そうなってはならないと...
手を打たねばと...はぁはぁはぁ...私は...」