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五 条 の タ ネ .

第78章 取り扱い注意





五条悟
「…さて前置きは無しで話をしようか…」







五条さんは一言話しただけで

僕を牽制した。

おそらく今の僕は丸裸の子供以下...






一ノ瀬
「はい」







五条悟
「嫁は今どこにいる。」







一ノ瀬
「僕の家です。」







五条悟
「生死は。」







一ノ瀬
「生きています。ですが........」







(言い難い...きっと悲しむ...)








五条悟
「続けて」







一ノ瀬
「はっ、はい...

命は助かったのですが

記憶喪失と失語症を患っています。

それから...

発見時は性別が分からないほど

アレルギーによる身体全体の浮腫の影響で

腕の皮膚の裂傷痕が少しと...

あと顔にはまだ傷が少しある状態で

これらの傷は医師の見立てでは、

おそらく痕も残らず治るのではと...」








五条悟
「証拠は?」








一ノ瀬
「発見当時は奥さんは下着しか身につけておらず

倒れていた側に落ちていた服を見つけて

奥さんに身につけてもらい写真を撮ってきました。

実際には実物は警察署に保管されているので

持ちだせないので...

僕の方でできるだけ同じ物を集めたものですが...

これです。見てみてください。」







僕はL版サイズの写真を五条さんに

お渡しをしました。







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