第75章 一ノ瀬探偵になる
地下2階
呪霊の巣窟になっている遺留品倉庫に到着しました。
一ノ瀬
「( ̄▽ ̄;)」
(あいかわらずだー、ここ。)
忍刑事
「最近の遺留品なら入り口の側だ。」
"パチパチッ"
蛍光灯をつけながら説明する忍さん
(側?ラッキー!
奥に行くのはちょっと...)
さっそく僕は入り口側の棚のダンボールから
中を確認していく。
一ノ瀬
「………」
血液が付着している衣類や
小物類...
それらを取り出した瞬間"持ち主"が現れて
涙を流したり、怒り狂いだす。
ここは怖い場所だけど"最後まで見つけて欲しい"
者達には必要な場所だと改めて想う。
(ごめんよー、何もできなくて。)