第75章 一ノ瀬探偵になる
(確か北口の登山道から30分くらい
歩いた所に居たんだよねー)
当時の記憶を手繰り寄せ、
事件現場に近付いていきます。
(それにしたって、
犯人はなんであんなに深い所まで来て
真白ちゃんに酷い事をして放置したのか...
誰にも見つかりたくないってのは大前提として
あと他に何かあるかなー。)
なるべく犯人の気持ちになって
考えようと務めます。
一ノ瀬
「やっぱ分かんないなー
悪い奴の思考って普通じゃないって言うしなぁー
ワイズは分かるかい?」
ワイズ
「U・x・Uキュン」
一ノ瀬
「え?あっ!そっかー
ワイズは良い子だから分からないよなー
ごめんよー、聞いちゃってー。」