第73章 玉木ジャック
スヤスヤ眠る守の顔を見つめながら、
静かに後部座席に座っていると...
玉木
「今朝の態度は...酷いものでしたね。」
「(´⊙ω⊙`)」
低い玉木さんの声が、
運転席から響いてきました。
玉木
「まるで私を無視をしているようでした。」
(玉木さんやっぱりまだ怒っていたのね💦)
「す、すみません...
あの時は本当に悟さんの身体が心配で...」
(怖い...なんだか玉木さんが怖い...)
玉木
「存じておりましたよ。
ですが許せなかったのです...」
「(;´д`)へ?」アタフタ
玉木
「まあそれはさておき...ですね。
今回の悟様の奇跡...のカラクリを
様は知っておられますか?」
「え?」
ルームミラー越しに玉木さんが私を見つめます。
(奇跡のカラクリ...?)