第72章 守と悟さん
翌日、電車で京都に向かい
駅に到着するとタクシーではなく
ゆっくり歩いて五条家に向かう事にしました。
「悟さんは京都で育ったのですね。
私、最近まで山梨なのかな?って勘違いしてました。」
五条悟
「え?僕が京言葉使わないから??」
今日の悟さんと私の装いは和装。
っと言っても私は着物の着方が分からなかったので
悟さんに着付けしてもらったのは内緒です(^_^;)
着物はクリーム色の生地に小さなお花が
あしらわれている落ち着いたデザインで、
悟さん曰く大切な場所に
着ていく訪問着に適しているのだそうです。
「そうですね(*´∀`*)
ずっと標準語なので...」
五条悟
「産まれも育ちも京都だけど、
両親が標準語だったっていうのが
大きいのかも☝️」
(なるほどですね!)
五条悟
「まだまだちゃんに
話してないこと沢山あるねー。
これから少しずつ
僕を知っていってもらわないとねー。」
「わ、私も!!
沢山私のこと悟さんに知ってもらいたいです!」