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五 条 の タ ネ .

第60章 車輪の唄〜伝言を添えて〜





頭花さんは走り出しました。








「まっ、待って!頭花さん!!」









"う"ぅっ..."








「?」








頭花さんを追いかけようと

走り出そうとした時です。

あの生肉が落ちたような音がした方角から

苦しそうなうめき声が聞こえてきました。








「……」






私はゆっくり、ゆっくりと、

そちらに振り向きます。








"ゴクリッ"






ドキドキして思わず生唾をのみこみます。






(大丈夫...大丈夫よ...

ただ...あの女の人が倒れてるだけよ...)






そして遂に私はそれを見ました。







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