第60章 車輪の唄〜伝言を添えて〜

頭花
「、

あれサザゑに似てね！？？」








女性を見て興奮し始めた頭花さん。










「頭花さんてば！！！逃げましょう！！！！」







私は頭花さんの腕を掴みます。







(この女の人...あの人と同じ鼻歌を

歌ってる....なんで？？

この人も腹貸し殺し？？💦)







頭花
「いや、

俺は＂もう＂逃げねぇーぜ！！

腹貸し家殺しとタイマンしてやんよ！！

おい！ババア！！！殺し合いしよーや！！」







頭花さんは、

足元に転がる女性を庇いながら

胸元から刃物を取り出すと、

それを＂？＂に向けました、








「(´⊙ω⊙`)」








(そっか...頭花さんは、

この女性を守る為に逃げないって言ったのね💦

私ってば...自分のことばかり...)









？
「かわいいマトン--ﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝﾌﾝ---ンフフッ♡」







＂シャキシャキ...シャキシャキ✂️＂








＂バタバタバタバタバタバタｯ！！！！"









「Σ（・□・；）！！」








女性が突然、

凄い速さで頭花さんではなく

私に向かってきました。







(きっ、きたぁあああ💦)







逃げたとしても、もう助からない距離...

私は逃げるのを諦めて守をギュッと抱きしめ

目をしっかり閉じます。