第59章 車輪の唄
気持ち悪い鼻歌と音の正体は...
休日のお父さんの服装をした(昭和風)
中年の男性でした。
(誰なの...(;´д`)
男性は満面の笑みを浮かべながら
ちびっ子に大人気の"アンポンタンカー"に跨り、
メリーさんのマトンを鼻歌で歌っている様は、
とても気持ちが悪いです。
(ん?)
中年男性を懐中電灯で照らすと
男性の手元がキラッと光りました。
(なにかしら...)
←凝視
「きゃっ!!!」
私は思わず声を出してしまいました。
だって...
手にマトン用の毛刈り器を持っていたからでした。
頭花
「おい!どうした!!?」
頭花さんは、
私の叫び声に驚き顔をあげました。