第59章 車輪の唄
それからすぐ守は眠ってしまい、
頭花さんと私はゆっくりお話をしながら
歩いています。
頭花
「そーいや、
健診の帰りに泣きそうになってたろ?
なんかあったのか?」
「(´⊙ω⊙`)!?」
まさか今、
それを聞かれると思っていなかった私は
歩みを止めてしまいました。
頭花
「言ってみ?聞いてやっから。」
頭花さんは私の目を見ながら、
穏やかにそう言ってくださいました。
(...言ったらまた悲しくなってしまうわね...
話を逸らさなくちゃ💦)
私は辺りを見渡し、
なにか違う話題が無いかさがします。
「Σ(・□・;)え!?」
その時です、
私はとんでもないものを見てしまいました。
頭花
「ん?どーした?」
私はその...
とんでもない物を指差しました。
「あの子...」