第58章 比嘉商店
頭花
「守〜、いいか人生ってのはな?
正解だって思ってした事が、
ときに不正解って事もあるんだぜ?
それはどんな時だと思う?」
次の唐揚げに手を伸ばした守に
俺は聞いた。
守
「(。・ω・。)?」
当たり前だが守はキョトンだ。
1歳児に意味が分かってたまるかよ!
これは、たまっち向けのメッセージだ。
頭花
「例えばいくら正義の為でも
誰かが泣くハメになるのは間違ってる時だぞ。
そんなのは、どんなに正当化しても
間違ってる事をしてるから、
1度考えなおなきゃなんねぇーの」
守
「とおーばいばーい(๑•ૅㅁ•๑)!
あっち!あっちよ!」
訳:頭花うるさい!あっちいってよ!
唐揚げを食べるのを邪魔をする俺を
煙たがる可愛い一歳児。
でもコイツは特殊な一歳児、
いつかから聞いたトカゲ事件のように
ならない為にこれ以上、
たまっちの為に絡むのはやめた。
玉木
「………」