第58章 比嘉商店
の声が台所から響いてきた。
頭花
「おっ!おっぱいがなんか叫んでるぞ!
守!!机の用意しようぜー。」
俺は守を呼び、
机の上を拭いたりランチョンマットを敷いたり
テーブルの支度をする。
守
「こぇー、かあいい!!」
守は敷いたアンポンタンの
ランチョンマットを小さい指で
指差して嬉しそうにしている。
頭花
「そいつ可愛いか?
わっかんねぇーな!!
ただ顔が丸い奴じゃねぇーか(¬_¬)」
守の横に俺スタンバイ。
「その丸いお顔が可愛いのよね?守(*´∀`*)」
守
「わぁ〜!こぇ!だっきぃ!!!」
唐揚げと入場してきた。
どっからどう見ても可愛い女だ。
頭花
「大好きな。」
俺は守の食事の手伝いをはじめる。
頭花
「おっ!お前!そんなでっかい唐揚げ食うんかい!」
手で唐揚げを持って、
美味しそうに食べる守。
玉木
「お手拭きが必要ですね。私が持ってきます。」
守のお手拭きをもらいに
たまっちが立ち上がる。
「あっ!玉木さんゆっくりしていて下さい💦
私が持ってきますから。」
が台所に戻りおしぼりを取りにいく。
玉木
「……」
たまっちはそんなの
後ろ姿を見ながら...
"嫌われてしまいましたね"
と呟いていたのを俺は聞き逃さなかった。
(だからお堅い人間は嫌いなんだよ)