• テキストサイズ

酸化した世界で君と詠う

第12章 武装探偵社


(また……あの夢を見たな、前より少し違った……ん?)

琴華は何か抱きつかれているような感覚で目を開けた
その先には……

「え__ぎゃーー!!」

目の前には満面な笑みを浮かべている太宰さん、これはもう……うん、叫ばない人はいない

「近くで叫ばないで呉れ給え」

「いや、叫ぶよ!!目の前に満面の笑みを浮かべて抱きしめている人がいたら、一瞬変態かと思う!!」

「酷いよ琴華、中也が言っていた通り、反抗期なのかい?」 

「反抗期ってこんなものなの?というか自覚とかするの?」

「あ、もうこんな時間か…急いで行かないと国木田くんに怒られる」

「あ、急がないと駄目なんだ……ってそうじゃなくて、何勝手に私が行く前提になってるの!?」 





/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp