• テキストサイズ

酸化した世界で君と詠う

第6章 嵐の後


琴華を目を開けた、そこは見慣れた場所でベッドに寝かされていた
どうやらマフィアの医務室のようだ

「気がついたようだね、大丈夫かい?」

「大丈夫です」

森の微笑みを見ていると琴華の頭が覚醒した

「あの!太宰さんは!?あの後どうなったのですか!?」

(確かあのとき、気絶させられたんだっけ?私…)

「まぁまぁ慌てない慌てない、順を追って説明するから」

森さんが言うには
あの後、あの洋館にマフィアの部隊、黒蜥蜴が入ったところ、いたのはミミックの兵士の死体、織田作の亡骸と気絶していた私がいたらしい
その場に太宰さんはいなかった、森さんが言うには太宰さんは今、行方不明でマフィアでも追っているらしいが足跡すら掴めていないらしい

「太宰君がいない今、君の上司がいなくなった訳だけど次は中也君でいいかい?」

「森さんの判断にお任せします」





その後、尾崎紅葉、広津柳浪など様々な人達が琴華のお見舞いに来た



/ 263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp