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酸化した世界で君と詠う

第31章 災いを呼ぶ者に終焉を


「これが燈夜さんの異能力……」

「久しぶりだね、燈夜が異能力を使うなんて」

「月詠燈夜……お前の異能力は一体__」

「敵に自分の異能を教える程馬鹿じゃねぇ」

「どうせ死ぬし後で調べればいいわ」

「そうかよ」

「燈夜、私が彼奴の相手をしているうちに彼奴の中に琴華ちゃんが居るか調べて」

「最初からそのつもりだ」

「voice of the heart」

燈夜は異能を使って情報を集める

「私は状況を見て、何か最善策があるか考えてみるよ」
 
「お願いね」

リリアを陽香のほうを向く

「さてと……君の相手は私だよ」

リリアは剣を出して構える

「なるほど、自ら囮となったのね」

陽香は嫌味っぽく言う

「それは否定しないよ」

「すぐに倒れないでよね」

陽香は無数の光線を放ってくる
リリアは避けながら陽香に近づく
陽香は笑みを浮かべる
そして追加で光線を放とうとしたが……

「そうはなせねぇ」

白虎の姿になった輝羅が何処からか突進してくる

「!?」

陽香は驚くが輝羅の突進を避ける

「煉獄光乱射」

紅が陽香に向かって炎の光線を放つ
陽香は冷静に異能を使って防御する

「桜花一閃」

鈴が剣を構え、背後から攻撃して陽香に当たる

「ぐっ……」

陽香は顔を歪めながら何とか体制を保つ

「氷雨」

陽香の頭上から氷の雨が振ってきて陽香に当たる
氷の雨が振ってきた為、辺りは霧に覆われる


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