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酸化した世界で君と詠う

第30章 月詠燈夜の最高で最悪な過去


燈夜はある組織の一団を壊滅させるという重大な仕事があり、現場である廃屋の建物に居た
そこでは……

「何で……お前が」

(嘘だろ……)

燈夜は意外な人物を見つけて驚く

「……」

今、燈夜の目の前にいるのは琴葉いた

「何かの冗談か?お前が……敵組織に居るなんて」

「すみません……燈夜君……本当です」

「強引にやらされているんだろ?なら俺と一緒に来いよ!!」

「自分で選んだ道です……私は、燈夜君を殺さないといけない」

「じゃあ昨日言っていた用事は__」

琴葉は悲しそうな表情をした

「月詠燈夜の暗殺__あなたはポートマフィアにとって脅威でしかない」

「最初から俺は__だが何故あの時殺さなかった?」



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