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酸化した世界で君と詠う

第26章 出会い


「はい」

(私の決断は……)

琴華は燈夜を見る

「……」

「お父さん、あなたとは縁を切ります……今まで“金銭面”に関してありがとうございます、私にかかった教育代、及び生活代などのお金は全て返済します……今までありがとうございました」

琴華は燈夜に通帳を渡す

(まさかこんなところでマフィアの頃に貯めていたお金が役に立つとは思わなかった)

「!?」

「これ、リリアちゃんが忘れていったものなので返してあげて下さい」

写真を渡した
燈夜は琴華を止めようとするが言葉が出てこない

「さようなら」

琴華は太宰のところに戻り、帰ろうとその場から去る

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