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酸化した世界で君と詠う

第21章 喫茶処


「襲ったのはいいが探偵社員はおらず、暴れた店を壊しただけか……楽しかったなぁ」

男はにやりとした顔で言った

「勿論です、ボス」

「俺達に計画などいらん、周りで暴れまわり恐怖を刷りこみゃ」

「それが“恐怖”っすね」

「今回の親指の爪は上物だ、珈琲の香りだぞ」

「探偵社が動き出したそうです」

別の男がボスらしき人のところに来て言った

「俺達を捜しに?無駄なことを……犯罪者組織“ザアパルク”は指名手配犯の寄合だぞ?見つけてもここを守るのは重武装の凶悪犯18人に監視カメラ、電話ひとつで新たに加入した地元の犯罪者が何十人と駆けつける……最後にあの扉、銀行にも使われる重鉄扉で爆弾でもびくともせん、せいぜい苦しんで__」

“ドン!!”

「開きました!」

賢治扉を破壊してそこから乱歩、与謝野、太宰、琴華が出てくる


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