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酸化した世界で君と詠う

第19章 領域


「お父さんはいつも帰って来ない……今日は何の日か判る?……私の誕生日なんだよ」





「判っています、琴華様……ケーキを作ったので一緒に食べてお祝いしましょう」


陽香は琴華に向って微笑みながら言った




「……うん」





(みんな……みんな……私のことが嫌いなのかな)




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