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1人の姫と4人の王子✴︎。✴︎番外編✴︎。✴︎

第13章 クリスマス【旅行】✳︎山峰大輝




明結『んっ!?』

訳も分からずキスをした

それ以外にこの気持ちを伝える方法がわかんなくて

何度も何度も。。


柔らかい明結の唇に触れるだけのキスを、、、、




ーーーーーーーーーーーーーーーー

大輝「すまん。」

明結『ううん、私も勝手に怒ってごめん』


両方が冷静になったとこで互いに向かい合い座る

あ、そーいや。


大輝「お前さ、チューリップって好きか?」

明結『好きだけど、何で今?』

大輝「いや、ちょっと待ってろ」


結局、ほったらかしになってた荷物の中から小さな袋を持ち明結に向かって放り投げる


明結『ちょ!なげないでよ!』

大輝「ほら、開けてみろよ」

明結『ったく。ほんとにがさつだなー』

ピンクにラッピングされた袋を楽しげに開ける明結は、さっきまで怒鳴ってたとは思えない笑顔だ

そんな明結の前に俺は再び座る


明結『、、、大輝、、、これ、、、』

大輝「Happy Christmas。気に入ったか?」


袋に入ってたのはチューリップのドライフラワー

まぁ、本当はこれだけがクリスマスプレゼントじゃねーけどな

明結『うん!!嬉しい!!すっごい嬉しい!!』

ニコニコと笑い袋ごと花を抱きしめる明結を今度は俺が抱きしめる

そのまま耳元まで口を寄せ


大輝「今夜は寝れねーと思えよ」


ボソッと囁くと


明結『っ!』


頬を赤くした明結が小さくコクンっと頷く



さぁ、夜が楽しみだ


✳︎END✳︎



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