第13章 クリスマス【旅行】✳︎山峰大輝
散々怒鳴り合いお互い息が切れ、静かになった部屋では俺と明結の呼吸音だけがする
先に喋り出したのは明結だ。
明結『もう、、もう、いいよ!!』
大輝「っ!おい!!!」
その一言を叫び勢いよく部屋からでていこーとする明結の腕を掴む
大輝「うっわ!」
明結『キャッ!』
ダンっ
そのまま軽く引っ張ったつもりが思ったより強く力が入り2人して床に倒れ床ドン状態になる
明結『離してよ!!私と一緒にいても楽しくないんでしょ!!』
今にもこぼれそうなぐらい沢山の涙を目にため俺を睨み怒鳴りつけてくる明結は掴まれた腕を引っ張る
楽しくねぇー?
ンなこと一回も思ったことねーぞ?
その言葉を言いたくてでも何故か口が動かなくて、、、